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整体サロンulurido(ユルリド)の田中 裕貴です。コラムをご覧いただきありがとうございます。
「季節の変わり目になると、必ずといっていいほど体調が崩れる」と相談される方、結構多くいらっしゃいます。具体的な症状で言うと頭痛、めまい、アトピーの悪化、倦怠感・だるさ、不眠、肩こり・首こり、気分の落ち込み、胃腸の不調などなど。何故この時期に症状が現れやすいのか。季節が変わる毎になんとなく体感している違和感や不調を、改めてご紹介できたらと思います。

季節の変わり目に体調が崩れる一番の理由は、朝晩の寒暖差・気圧の変動・日差しの強さ・蒸し蒸しした湿気といった自分の体を取り巻く環境の急激な変化による自律神経への負担です。体温調節や血流・免疫など体のあらゆる機能を調整している自律神経。いつも知らぬ間に働いてくれている自律神経へ、特に影響が大きい4つの原因をご紹介します。
1日の気温差が大きいと、体温を保つために交感神経がフル稼働してエネルギーを大量に消耗します。疲れやすくなったり、なんとなくだるい、という状態が続きやすくなります。
低気圧や高気圧の入れ替わりが激しいと、耳の奥にある平衡感覚のセンサー(内耳)が刺激されて、自律神経が興奮状態になりやすくなります。頭痛やめまいが出やすいのはこれが大きな理由のひとつです。

日照時間が変わると体内時計やホルモンバランスが乱れやすくなり、心身のリズムが不安定になります。気力がわかない、眠れない、という状態になりやすい時期でもあります。
日焼け止めを塗っても朝の光の効果は減らない?
日光浴には「ビタミンDを作る」効果と「セロトニンを分泌させる」効果の2つがあります。ビタミンDは紫外線が皮膚に当たることで生成されるため、日焼け止めを塗ると生成量が減ってしまいます。一方、セロトニンは目から入る「光」の刺激で分泌されるので、日焼け止めを塗っていても効果があります。
ビタミンDが気になる方は、手のひらだけ日焼け止めを塗らずに日光に当てるのがおすすめです。手のひらはメラニン色素が少なく日焼けしにくいので、負担を抑えながらビタミンDを生成できます。

湿度が高すぎると、汗が蒸発しにくくなり体温調節がうまくいかなくなります。すると自律神経は体温を下げようとフル稼働し続けて疲弊してしまいます。逆に乾燥しすぎると、体は水分を守ろうと交感神経が緊張状態になります。高くても低くても、湿度の変化は自律神経への負担になります。
特に季節の変わり目ではこの4つが重なるので、普段はうまくバランスを取ってくれている自律神経がうまく切り替わらないことが起きてきます。その結果、交感神経と副交感神経のバランスが乱れて、さまざまな症状として体に出てきます。
実際にuluridoに来られる方との会話の中で、よく出てくる質問をご紹介します。

気圧の変化が、頭痛の大きな原因のひとつです。気圧が下がると、体内の血管が拡張しやすくなります。
気圧とは
気圧とは「体の外から押す力」のこと。気圧が下がると、外から押す力が弱まるので、体の中の血管が膨らむ方向に力が働きます。よく言われるたとえですが、ポテトチップスの袋を山の上に持っていくと、上空は地上より気圧が低いため、パンパンに膨らむのと同じ現象が体の中でも起きています。飛行機で耳がキーンってするのも、耳の中から外へ向かう空気の力が強くなり、耳の中が膨張してあの感覚が起きます。血管も内耳も、気圧が下がると「内側から膨らもうとする」んです。
このとき、脳の血管も広がって周囲の神経を刺激することで、頭痛が起きやすくなります。特に片頭痛持ちの方は、気圧の変化に敏感に反応することが多いと言われています。
「天気が悪い日に頭痛が出る」「雨の前日から頭が重い」という方は、このパターンに当てはまることが多いです。

めまいには内耳(耳の奥にある平衡感覚を司る器官)が関わっていることが多く、この内耳は気圧の変化にとても敏感です。内耳の中はリンパ液という液体で満たされていて、このリンパ液が平衡感覚と聴覚を正常に保っています。気圧が変化するとこのリンパ液がわずかに膨張して平衡感覚が乱れやすくなり、ふわふわするめまいや耳鳴りが起きやすくなります。
さらに、自律神経が乱れると内耳への血流も影響を受けます。「ふわふわするめまい」「立ちくらみ」などは、自律神経の乱れと内耳への影響が重なって起きていることが多いです。

自律神経の乱れが、免疫や皮膚のバリア機能に影響することがあるからです。
自律神経は免疫システムとも深くつながっています。自律神経のバランスが崩れると、免疫が過剰に反応しやすくなったり、皮膚のバリア機能が低下したりすることがあります。
また、アトピーの方は発汗障害といって、汗をかきにくい状態になりやすいことが報告されています。汗には本来、体温を調節する大切な役割があるのですが、うまく汗をかけないと体に熱がこもりやすくなり、かゆみや炎症が出やすくなります。季節の変わり目の寒暖差は、この体温調節がうまくいかないアトピーの方にとって、特に負担になりやすい時期なんです。
完全に症状を防ぐことは難しいですが、自律神経への負担を減らすことはできます。その中で簡単でおすすめな方法を5つお伝えします!

起床後に太陽の光を浴びることで、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌が活性化されます。セロトニンは体内時計を整えて自律神経を安定させる働きがあり、夜になるとメラトニンという睡眠ホルモンに変わって、質の良い睡眠にもつながります。朝にカーテンを開けて光を浴びるだけでも効果があるので、まずはそこから始めてみてください。
気温差が大きい時期は、重ね着で調整しやすい服装にしておくのがおすすめです。脱ぎ着できるものを一枚持ち歩くだけで、自律神経への負担がかなり変わってきます。自分でも歳を重ねるにつれて思いの外大事だなと実感しています。笑
38〜40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで体が温まり、副交感神経が優位になりやすくなります。シャワーだけで済ませがちな時期こそ、湯船に浸かるとリラックス効果を実感できると思うので、試してみてください。

ウォーキングやストレッチで血流を促して、腹式呼吸を意識してリラックスモードをつくります。激しい運動より、体に負担のかからない軽い運動の方が自律神経には優しいです。個人的には、一緒にマインドフルネスにもなる歩行瞑想がおすすめです!
規則正しい食事と睡眠。子どもの頃から耳タコな話ですが、30・40代からことに大事になってきます。睡眠の質を高めて、栄養バランスの取れた食事を心がける。寝る前のスマートフォンを控えるだけでも、眠りの質は変わってきます。
田中 裕貴個人的に試しておすすめなのが、スマホを寝室とは別の部屋に置くことと、スマホのアラームを使わないこと。スマホをアラームにしていると、「アラームの設定だけ」のつもりが気づけば30分、なんてことも。笑 目覚まし時計に切り替えるだけで、自然と寝る前に画面を見なくて済むようになりました!
季節の変わり目の不調は、体が正直に環境の変化に反応しているサインです。「毎年この時期はしんどい」という方は、今年は自律神経のケアに注目してみてはいかがでしょうか?
完全に防ぐことは難しいですが、今日ご紹介したセルフケアをひとつでも取り入れてみてください。小さな積み重ねが、毎日の体調を整えていきます。



もちろんuluridoでもしっかり自律神経へのアプローチができるので、気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
整体サロンulurido(ユルリド) 田中裕貴


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