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施術をするときに、身体の状態を評価していくわけですが、その一つの視点として、陰陽論を使っています。
陰陽論(いんようろん)は、中国古代の自然哲学の基本的な考え方で、万物や現象を「陰」と「陽」という二つの対立的で、補い合う要素に分ける理論です。
陰と陽は絶対的な善悪や上下ではなく、相対的な関係です。
昼(陽)と夜(陰)、動(陽)と静(陰)、火(陽)と水(陰)。
どちらが正しい/優れているではなく、状況に応じて対になる。
陽:明るい、外向的、活動的、熱、上昇、男性性など
陰:暗い、内向的、静的、冷、下降、女性性など

体質にも陰陽があります。
冷える、細い、軽い、顔が細長い、血圧低め、神経質、思考が活発、消化力弱い、疲れやすい
暑がり、筋肉質、重い、顔が丸い四角い、循環器に問題、陽気、肉体活動が得意、無理がきく
このような違いがあります。
ご自身やまわりの人を陰性か、陽性か想像してみると結構おもしろいです!そして、偏りすぎると、それぞれに問題が出てきます。
偏りすぎず、バランスを取っていくことを中庸といいます。健康においても、中庸をとっていくことがとても大切になってきます。休みすぎ(陰過剰)でも、働きすぎ(陽過剰)でもバランスは良くないということです。

体質を改善していく上で、それぞれに合わせたアプローチが大事になってきます。
例えば、筋トレが健康にいいと言われても、陽性体質の人が過剰に行うと、問題が起きてきます。その場合は、同じ身体活動でも筋トレでなく、ウォーキングの方が良いことがあります。
逆に菜食がいいと言っても、陰性体質の方が葉物のサラダばかりを食べていると、エネルギー不足になり、不調が出てきます。野菜などでしたら、根菜類を摂ったり、お肉も食べ過ぎなければ、食べた方が体調は良くなります。

陰陽論という視点からも体質を考えると、クライアントさんの身体の状態を把握して、アプローチしていく上でとても役立っています。
身体の緊張は、気づかないうちに積み重なっていきます。
もし「緊張が抜けない感覚」が続いている方は、こちらの記事も是非参考にしてください!

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