下半身だけ冷える…骨盤とホルモンバランス

冷え症には、自律神経による体温調節が深くかかわっています。体は体温調節のしくみがうまく働いていないと、冷えた状態になります。
血流が悪くなることで血液が毛細血管に流れなくなってしまうのが原因です。
冷え症は、
全身、手足、下半身(腰あたりから)のタイプに分かれます。
下半身の冷え性のタイプは、上半身は熱く感じる方も多いです。
クライアントの方は、下半身タイプで、腰、殿部(お尻)、足先が特に冷えやすい方でした。
このタイプの人は、ホルモンバランスの乱れが影響していることが多く、ホルモンバランスの乱れから自律神経に影響が出ています。

骨盤の調整、胸郭の調整、頚部・頭蓋骨の調整を行いましたが、特にこの方の場合は骨盤の問題が大きいと判断。
骨盤は左に傾いており、仙骨の動きも悪くなっていました。
股関節も硬く、あぐらや前屈が苦手です。
それにより神経系にストレスがかかり、ホルモンバランスの乱れや腰や殿部への血流の低下が起きていると考えます。
施術後は、腰や殿部あたりに温かさが増え、本人も楽になったと言ってくれていました。
全身を調整していくのが大事ですが、どこがその人にとって問題として大きいかは、個人差があります。
一人一人に合わせて、丁寧に施術していくことを心がけています。
整体サロンulurido(ユルリド)
田中裕貴



