気づかないうちに戦闘モード? 過緊張と身体の変化

身体は変化していきます。
特に、身体が変化するのは、環境の変化があったときです。
仕事が異動になり、初めてのことをするようになったけど、まわりの人にも気を使って、相談したいけど聞きにくい。
親の介護の負担が増え、身体の疲れと気を張ることが増えた
子どもができて、睡眠不足になるし、自分のペースで過ごせなくなった。
などなど。
自分の身のまわりは、変化していきます。
このような環境変化で、起きるのが「身体の過緊張」です。
身体の過緊張とは
過緊張とは、ストレスや疲労から、交感神経が優位になり、身体が戦闘モードになることです。
この戦闘モードになっている状態は、身体への負担が大きいです。
このような状態では、様々な臓器の変化が起きてきます。

例えば、胃腸の機能です。
戦闘モードでは、血流は筋肉や心肺機能に積極的に流れ、優先的に栄養と酸素を取り込みます。
それにより、胃腸への血流が減り、栄養や酸素の供給が減り、食べ物を消化・吸収する働きが低下します。そして、下痢や便秘、消化不良、腸内環境の悪化が起きてきます。
他にも過緊張が長期間続くと、首こり、倦怠感、頭痛、不眠、無気力などの症状が起きてきます。
そして、この延長線上に生活習慣病などがあると考えています。

私たちが注意する必要があるのは、過緊張であると考えています。
そして、この過緊張になっていることに気づけないことも多いです。
休息が少なかったり、睡眠時間が不足したり、家族や友人と会話することが少なくなっていたり、
ゆっくり、リッラクスすることが少なくなっていることが多いです。

施術を通して身体の調整を行い、過緊張の軽減を図っていくのですが、それと同時に、身体の今の状態を伝えるのも大事と思っています。
今の状態に気づいてもらうように、サポートしていきます。
お盆休みがある方は、身体と心が休息できる日も作ってくださいね。
整体サロンulurido(ユルリド)
田中裕貴