頭を整えると、全身が変わる 〜神経系へのアプローチ〜
頭蓋骨を調整する頭蓋仙骨療法は、自分が行う手技の中でもとても重宝しています。
それは、脳を含む神経系にアプローチすることができるからです。
頭蓋仙骨療法は、頭蓋骨の動きを良くすることで、脳脊髄液の循環がよくなり、神経系の働きが向上します。
仙骨という文字が入っているのは、仙骨までつながっており、頭蓋骨の動きと連動するからです。
頭蓋骨は、22個の骨が合わさってできており、微妙に動いています。

軽く手を触れると、動いているのがわかります。
かなり微妙なので、技術習得に一番苦労した手技でもあります。
動いてるかよくわからないし、また人によって動きも硬さも違うし、そもそも縫合線(骨と骨が合わさっているところ)がどこかもわからないし、、、
なかなかやっかいな手技ですが、習得するとすごく役に立ちます。
脳脊髄系の循環を良くするとなぜ、いいのか?
脳脊髄液は、脳の老廃物の排出、栄養や酸素の運搬に関わるからです。
それにより、脳細胞が正しく働くための脳の環境を整えることに役立ちます。
腸内環境は有名ですが、脳内環境もすごく重要です。

また東洋医学の視点から言うと、気(生命エネルギー)の流れにも関係します。
頭蓋骨が硬くなると、気の流れをブロックしてしまい、全身に流れていくものが阻害されてしまいます。
それにより、自律神経やホルモンバランス、血流やリンパ液の流れにも影響し、全身の健康状態に関係していきます。
また現代社会は、脳への負担が増えています。
身体を使わず、頭を使うことが多くなっているからです。
脳内環境を整えていくことの重要度は上がっていると思っています。
整体サロンulurido(ユルリド)
田中 裕貴
〒541-0059大阪市中央区博労町4-6-17
第三丸米ビル 513号室
open:火木金 10:00-20:00
水土 10:00-17:00
close:日月祝
ご予約