首や肩のこりは、神経の緊張から

40代後半の女性。
首、肩こりや痛みが強い。頭痛もあり、奥歯を噛み締めることもよくあります。
デスクワークを中心のお仕事。週3回は、在宅で仕事をすることもあり、そのときは外出することがほとんどない。
この方のように、同じ姿勢で、運動量が少ない生活をしている方は多いです。
またデスクワークが多くなると、眼を酷使するので、それにより、首や肩のこり、緊張が強くなるケースも多いです。
首の筋肉の後頭下筋群や胸鎖乳突筋の緊張が高く、噛み締めにも影響しています。

パソコンに向かって、お仕事をしていると、無意識に緊張しているので、それにより噛み締めることがあります。これは、身体が力んでいる状態です。
噛み締めることで、咬筋(あごの筋肉)、側頭筋(耳の上あたりにある頭の筋肉)が硬くなり、頭痛も起きやすくなります。この方もそのあたりを触診で確認すると、圧痛がありました。
後頭下筋群、胸鎖乳突筋や咬筋、側頭筋をゆるめながら、血流や神経系のストレスを軽減していきます。
優しくゆるめていくと、すごく気持ちがいいと言っておられました。
頭や、首、肩が緊張している人はとても多いです。
それと首・肩こりが強い方は、神経が緊張しています。

デスクワークで姿勢の影響で「こる」ことよりも、脳をたくさん使って、神経が緊張することで「こる」方が、原因としては大きいと思っています。
神経が緊張している方は、首や背骨の関節が硬くなっていることも多いです。
筋肉だけでなく、関節の調整も大事。
この調整は、関節のズレを整えることも大事ですが、動きを良くすることが大事と思っています。
動きを良くすることで、神経系のストレスを軽減することができるからです。
施術後はすっきり帰ってもらえて、よく眠れたと後日、言っておられました。
神経の緊張をゆるめていくのは、現代人にとってとても大事なことだと思っています。
整体サロンulurido(ユルリド)
田中裕貴



