施術者ではなく、伴走者でありたい
私はもともとは病院で理学療法士として、リハビリの現場でたくさんの患者さんをサポートしてきました。
そんな私がなぜ治療院を開くことになったのか、今回は転身のきっかけと想いを綴りました
少し長いですが読んでいただけると嬉しいです
病院の理学療法士から
個人の治療院へ
実は当時は理学療法士として取り組んでいる中で、悩むことも多かったんです。
患者さんが「元の状態に戻りたい」って強く願っているのに、なかなか思うようにいかない。
どれだけ勉強しても、「ここが限界なのかな」って、葛藤する毎日でした。

そんなとき、担当していた患者さんのご家族と仲良くなって、その方の叔父さんがすごい治療家だって教えてもらったんです。
(担当してるスポーツ選手を聞いたら、知ってる名前ばっかりでびっくりしました)
患者さんがその叔父さんに施術を受けた後、驚くくらい身体がゆるんで、状態が良くなっていました
もう、衝撃でした。
「よかったら、叔父さんに会ってみますか?」って言われたとき、正直すごく迷いました。
病院ではプライベートで患者さんのご家族と会うのはNGだったから。
でも、それでもどうしても会ってみたくて、同僚には内緒で会いに行きました。
その出会いが、私の考え方を大きく変えました。
西洋医学だけがすべてじゃない。
身体には、もっと自然な力があるって、心から感じたんです。
“症状を診る”だけでなく、“人を診る”ことの大切さに気づき、西洋医学だけでなく東洋の知恵や自然なアプローチも取り入れたいと思うようになり
それから猛烈に身体のことを勉強し直しました
自然療法
東洋医学
整体
神経科学
免疫学

どのアプローチでもいい
大切なのは治ること
学びを深めるほど、身体のことは面白くて
お客さんが元気になって喜んでくれる
施術が楽しくて仕方なくなり
今もさまざまな施術を学び続けています
整体という形で、身体の構造的なケアに加えて、自律神経や脳疲労にもアプローチし、脳の過緊張といった神経系の不調にも働きかける統合的なアプローチを大切にする
「その人本来のコンディション」を取り戻すお手伝いをしたい
そんな想いから、小さな整体院を始めました。

治す人から伴走する人へ
長年治療院を営む中で
『治す』という意識から変化してきました
患者さんとして接するよりも
人としてクライアントさんの人生と『伴走』する
やりたいこと、充実した人生を送る
身体のサポーターとして
クライアントさんを応援していくことにやりがいを感じています

身体には調子のいい時も
イマイチな時ももちろんあります
そんな時にも頼ってもらえる
安心してもらえる存在でありたい
そんな想いから、医学的な知識と手を通じた繊細な感覚の両方を大切にしながら、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
みなさんが身体と仲良く付き合い
充実した人生を送る手助けとなれば嬉しいです
田中裕貴
整体サロンulurido(ユルリド)
〒541-0059大阪市中央区博労町4-6-17
第三丸米ビル 513号室
open:火木金 10:00-20:00
水土 10:00-17:00
close:日月祝